
日本薬剤師会の都道府県会長協議会が24日に都内で開催された。岩月進常務理事は、12日の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」で、全国の一部薬局を対象に緊急避妊薬のOTC販売に関する試験的運用を開始する提案が出たことに対し、「時間が止まっていたものを一歩でも前に進めるために賛成した」と説明した。その上で「1薬局1薬剤師でやるのは難しく、複数薬局で試験的運用に取り組んでいきたい」と意欲を示した。
岩月氏は、「検討会議では試験的に運用してはどうかという案に反対意見はなかった」とした上で、「日薬としてはスイッチ化のために試験運用されるのは話が違うという意見を持っているが、緊急避妊薬の課題を解決するために、ずっと時間が止まっていたものを一歩でも前に進めるために賛成した」と述べた。
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