薬事・食品衛生審議会再生医療等製品・生物由来技術部会は26日、ノバルティスファーマの遺伝性網膜ジストロフィー(IRD)治療薬「ルクスターナ注」(一般名:ボレチゲンネパルボベク)の製造販売承認を審議し、了承した。承認された場合、眼科領域の遺伝子治療剤は初となる。
ルクスターナ注は、両アレル性RPE65遺伝子変異による遺伝性網膜ジストロフィーを効能・効果とする。同疾患は、遺伝子変異が原因で網膜の機能に進行性の障害を引き起こし、視力低下や色覚障害、失明に至る可能性がある。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。