厚生労働省は21日、医療給付の受給者に関する調剤行為の内容などをまとめた2022年「社会医療診療行為別統計」の結果を公表した。薬局調剤では集計対象のレセプト件数が5.5%増と2年連続で増加した一方、1件当たり点数は2.6%減、受付1回当たり点数は2.1%減と減少した。22年度調剤報酬改定で評価体系を見直した影響で、薬学管理料と調剤技術料の受付1件当たり点数がほぼ同水準となった。
調査は、昨年6月審査分として審査決定された医療保険制度の診療報酬明細書と調剤報酬明細書のうち、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)に蓄積されている全数集計を対象としたもの。
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