富士フイルムメディカルと契約も
日本ケミファは今年度、主に開業医を対象に展開している血液1滴で41項目のアレルゲン検査ができる機器・試薬「ドロップスクリーン」について、MRも戦力に加えて営業を強化し、納入台数を前年度までの約500台から今年度は倍増の1000台を目指す。26日には、院内検査機器を扱い開業医市場に強い富士フイルムメディカルとの販売契約締結を発表し、さらなる販売拡大に期待感を示す。
同製品は、これまで検査センターに外注していたアレルギー検査を院内で簡便に実施できるとして需要が拡大しており、前年度に増産体制を整えた。前年度下半期からは検査部門の営業だけでは手が回らなくなり、医薬営業部門のMRのサポートを受けてプロモーションを展開し、臨床検査薬事業の売上は28.5%増の28億円に伸ばした。
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