厚生労働省が実施した2022年度の医薬品流通状況に関する調査で卸・医療機関、薬局間の納入価率の上昇が製薬企業・卸間の仕切価率の上昇を上回り、前年度調査に比べ1次売差マイナスが0.6ポイント改善したことが分かった。割戻率は5.9%と前年度と変わらなかった。
6月26日に開催された「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」で報告された。薬価を100とした仕切価率は95.7%と0.4ポイント上昇したのに対し、納入価率は93.0%と1ポイント上昇し、仕切価率と納入価率の差は前年度の3.3%から2.7%に縮小した。
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