厚生労働省前医薬産業振興・医療情報審議官(現医薬・生活衛生局長)の城克文氏は、本紙の取材に応じ、「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」の報告書で示された課題に対し、「まず後発品をはじめとする医薬品の安定供給問題への対応が優先課題」との問題認識を示した。後発品の産業構造改革には「時間をかけてはいけない。数年で終わらせないといけない」と述べ、短期決戦で“大量多品種生産”の環境整備を進めるべきと訴えた。
城氏は、報告書の取りまとめを通じて「皆が議論のスタートラインに立つことができた。狙ったところは相当書き込むことができた」と振り返った。
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