
再生医療イノベーションフォーラム(FIRM)の志鷹義嗣代表理事会長は11日、就任後初めて都内で記者会見し、来年度の薬価制度改革に向け、再生医療等製品に特化した薬価制度の創設を提案した。従来の枠組みでは「再生医療等製品の価値を評価できない」と強調し、収載時には長期有効性、根治可能性など、再生医療等製品の価値を反映した価格算定方式の導入を求めた。
国内で承認された再生医療等製品は20製品まで増え、今後も上市品目数の伸長が期待されているものの、日米欧のいずれかで上市済みの56製品のうち、66%に相当する37品目が日本で開発されていないドラッグラグ・ロスが課題となっている。
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