
店頭にはのぼりが立てられ、「暑さ指数」を伝える看板も
東京都の墨田区薬剤師会は6月から、墨田区の協力により、地域住民が薬局を暑熱避難所として利用できる「ひと涼みスポット薬局」の展開を開始した。環境省の「熱中症予防対策推進にかかる地域モデル事業」で全国6地方自治体の一つに選定され、88の会員薬局のうち31薬局が参加する。ひと涼みスポット薬局のほか、区内で熱中症予防を啓発するイベントなども開催し、薬剤師が熱中症対策に取り組んでいることをアピールする。浅尾一夫会長は、「ひと涼みスポット薬局を通じて、地域住民が薬局に気軽に立ち寄れる仕組みを作りたい」と話している。
ひと涼みスポット薬局に参加している薬局の店頭にはのぼりが立てられ、地域住民は誰でも立ち寄って休憩することができる。店頭には「暑さ指数」を伝える看板も設置され、薬局の前を通りかかる人たちに注意喚起を行っている。
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