MR認定センターは、2026年4月から実施予定のMR認定試験制度の抜本改革について、当初方針を改め、MRとそれ以外の医薬品情報提供者を対象とした資格化を含む新たな「資格認定制度」を検討する。近澤洋平専務理事・事務局長が24日、都内で開いた責任者会議/MRフォーラム2023で明らかにした。新方針の事務局案は既に厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課に説明したという。センターは近く立ち上げる「MR認定制度改革有識者会議」で審議し、来年1月の理事会での答申を目指す。
同センターがこれまで示してきたMR認定制度の抜本改革案では、MRを対象に基礎教育の習熟度確認のための試験として「MR基礎教育修了試験(仮称)」を導入し、その試験合格証と企業が行う実務教育に対する同センターの修了認定を受けることでMR認定証を交付する仕組みを創設するとしていた。
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