日本病院薬剤師会の武田泰生会長は26日、新潟市内で開催された日本病院薬剤師会関東ブロック学術大会で講演し、病院薬剤師雇用に向けた日病薬の取り組みに言及。病院薬剤師の地域偏在が深刻化する中、全国の大学薬学部・薬科大学で薬剤師が不足する地域の学生を優遇して受け入れる地域枠創設を促していきたい考えを明らかにした。
武田氏は、今後の病院薬剤師雇用に向けた日病薬の取り組みについて、▽奨学資金貸与事業を行うための行政や他団体と共同した体制整備(マニュアル等の作成や第8次医療計画作成への参画)▽病院薬剤師派遣制度の策定▽薬学部の地域枠創設への取り組み▽潜在薬剤師の発掘と病院雇用条件等のマッチング仕組みの構築――を挙げた。
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