AI・デジタル技術を用いて薬剤耐性(AMR)問題の解決に取り組むカーブジェンは、開発を進めてきた菌種の検査のためのグラム染色、菌種の推定、それに基づく適正な抗菌薬選定の自動化ソリューションについて実用化段階に入る。1日には、ポイント・オブ・ケア(PoC)製品の自動グラム染色機(非医療機器)を新発売する。既にグラム染色画像から感染症菌種を推定し、適正な抗菌薬選定を支援するAIソフトウェアも医療機器として承認申請しており、承認を得ることで事業に弾みをつけたい考え。
同社は2021年3月に設立され、「感染症分野における次世代技術により、細菌検査のDX化を推進し、薬剤耐性問題解決に貢献する」をビジョンに事業を行う。東京と神戸に拠点があり、国内では国立国際医療研究センター、神戸大学、亀田総合病院と共同研究を行っている。
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