厚生労働省は組織規則の一部を改正する省令を告示し、1日付で医薬・生活衛生局を「医薬局」に改めた。生活衛生関連部署を健康局に移管して「健康・生活衛生局」に改組。組織改編後も各局長、課長は留任した。
医薬局の名称変更は、医薬食品局から医薬・生活衛生局に変わった2015年度以来、8年度ぶり。総務課、医薬品審査管理課、医療機器審査管理課、医薬安全対策課、監視指導・麻薬対策課、血液対策課など医薬関連の課は医薬局に残り、城克文局長、各課長は留任となった。
生活衛生関連部署である食品基準管理課、生活衛生課などは健康・生活衛生局に移管し、大坪寛子局長も留任した。
また、同日付で発足した国の感染症対策の司令塔となる内閣感染症危機管理統括庁と連携する「感染症対策部」を同局内に新設し、佐々木昌弘大臣官房生活衛生・食品安全審議官が部長に就いた。