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記者としての「カッコいい質問」とは

2023年10月23日 (月)

◆記者会見が話題になった。注目された「指名NG記者リスト」は業界内の会見で見たことはないが、指名候補記者はいると感じる。指名NGは論外だが、「1人2問」などの質問数制限は主催者、記者、読者に悪影響があると思う
◆「カッコつけて質問すんじゃねぇよ!質問はスパっとするもんだ」。約30年前、長い質問に対する他社の大先輩からの忠告。今も耳に残る。しかし、長くなる理由はある。一つは焦り
◆限られた時間内に他社の記者を差し置き延々と質問する度胸はない。または質問数制限がある。するとピンポイントの回答が欲しいと焦る。それを原稿の柱にしたい場合、焦りは募る。となると、質問は既知情報、周辺情報とそれらに対する認識を話した上でようやく問いかけとなる。5問聞きたいが、2問限りだと2問に取り繕ったり、1問が長くなる
◆質問数を制限する会見が多くなった。多くの質問を受けたいとの意向はあろうが、複数質問を無理に一つにまとめると質問も回答もボケる。記事は隔靴掻痒。不満が残る。



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