人気獣医師・佐藤貴紀氏の連載が11月17日より始まります。
薬剤師に伝えたい 獣医療の現在と未来
ペットの家族化が進み、転換期を迎える獣医療。
飼育頭数でネコがイヌを追い抜き、中にはヘビなどのエキゾチックアニマルといわれる特殊な動物を飼う人が現れるなど獣医療の裾野は広がりを見せています。1人の獣医師が全ての診療科を診る総合医療から循環器や眼科、皮膚科など特定の診療科を診る専門医療へとシフトが進み、昨年には獣医師の診療補助を行う「愛玩動物看護師」が国家資格となりました。
佐藤貴紀氏は、獣医療の市場構造が大資本によるグループ動物病院と専門分化した個人病院で2極化すると予測します。
人と動物の医療が接近する中で薬剤師が獣医療にどう関わるのか。
獣医療で薬剤師が活躍する可能性、人の医療でできること、動物の医療でできることが融合した将来についても独自の視点で語ります。
Profile
佐藤貴紀(さとうたかのり)

1978年2月6日生まれ
2002年3月麻布大学獣医学部獣医学科卒業、同4月に西荻動物病院・上石神井動物病院勤務、07年3月にDogdays東京ミッドタウンクリニック副院長、08年5月にFORPET設立、白金高輪動物病院開設などを経て、18年10月にJVCC動物病院グループ代表取締役、21年9月にVETICAL設立、VETICAL動物病院(往診専門)開設、同10月からPETOKOTO取締役。東京都獣医師会理事。