厚生労働省は22日、危険ドラッグに含まれる通称「ヘキサヒドロカンナビヘキソール(HHCH)」を新たに指定薬物に指定する省令を公布した。9月以降に、東京や大阪で同成分が含まれた“大麻グミ”を食べた人が体調不良を訴え、搬送される事態が8件報告されていた。12月2日に施行され、同成分を含む製品は販売や所持、使用が禁止となる。
指定対象となるのは、通称HHCHと呼ばれているもので、大麻の成分であるテトラヒドロカンナビヘキソール(THCH)に似た構造で、同程度の効果を持つと考えられている。9月以降、東京や大阪で同成分が含まれた大麻グミを食べた人が体調不良を訴え、搬送される事態が8件報告されていた。
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