
左から患者運搬(イメージ)、専用ボックス(イメージ)
CSLベーリングは今月から、指定難病の遺伝性血管性浮腫(HAE)患者が受診後、数キロの薬剤を持ち帰る負担をなくすため、急性発作発症抑制薬「ベリナート皮下注用2000」(一般名:乾燥濃縮人C1-インアクチベーター)を調剤する保険薬局から佐川急便が患者宅に届けるサービスを全国で始めた。
同サービス「CSLホームデリバリー」は、人免疫グロブリン製剤「ハイゼントラ20%皮下注」を対象に11月からスタートしており、同社としては2製品目の取り組みになる。
1日に新薬の2週間投与制限が解除されたことを受け、より長期の処方が可能になったことを踏まえて、スタートした。外部の刺激や負荷で腫れが起きやすいHAE患者の運搬による負荷をなくす。
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