インテージは、日用消費財の中で何がより売れたかを推定販売金額の伸びから振り返る「2023年売れたものランキング」を発表した。それによると、1位は強心剤で、2位に口紅が入り、コロナ禍の時期に苦戦していた商品の復調が明らかになった。一方、販売苦戦ランキングでは1位に体温計、2位に殺菌消毒剤が入り、3位となったマスクは夏場以降は前年比6割台と低迷した。
売れたものランキングの主なポイントを見ると、1位となった「強心剤」は動悸、息切れ、気付けなどへの効用を謳う医薬品で、前年比183%という状況。コロナ禍では販売苦戦ランキングの上位に入っていたが、外国人旅行客の増加と共に売上が急回復した。
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