持田製薬は、潰瘍性大腸炎の薬物治療と患者の療養生活支援の両面から情報提供活動を推進する。持田直幸社長は22日、都内の本社で行った懇談会で、軽症から難治例を含む重症までの全てのステージをカバーできる製品群を生かし「重症度に合わせた幅広い治療提案を行い、患者さんのQOL向上に貢献したい」と強調した。合わせて、患者が抱える困難に対し周囲の理解を得ながら療養生活が送れるようにするキャンペーンを展開していく姿勢を示した。
同社は昨年、新たな潰瘍性大腸炎治療薬として局所作用型ステロイド「コレチメント」、抗IL-23p19モノクローナル抗体「オンボー」を新発売したことで軽症から難治例を含む重症までの4製品を揃えた。軽症から中等症が対象の5-ASA製剤「リアルダ」と「コレチメント」、中等症から重症を対象の抗TNF-αモノクローナル抗体「アダリムマブBS『MA』」と「オンボー」を、医療従事者に提案できるようになった。
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