福岡県は6日、福岡県ジェネリック医薬品使用促進協議会を開き、厚生労働省が実施した後発品使用割合の見える化事業に関連した県の取り組みや、来年度から始まる県の第4期医療費適正化計画に盛り込む後発品やバイオシミラーの使用促進策などの概要を紹介した。今年度上半期(4~9月)の県下の後発品市場シェアは78.2%と前年同期比0.4ポイント減少したことも報告されたが、医薬品供給不安の中でも国の目標である今年度末のシェア80%以上は達成見通しとされた。
同協議会では、牧草由起夫薬務課長が沢井製薬九州工場でのGMP違反に言及し、「昨年12月に業務改善命令の行政処分を行い、沢井製薬から1月に改善報告書を受け取った。しっかり改善を進めてもらえると認識をしている」と見解を述べた。
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