ギリアド・サイエンシズ日本法人は2月28日、抗HIV薬「ツルバダ配合錠」(エムトリシタビン・テノホビル/ジソプロキシルフマル酸塩)について、HIV感染を予防する「曝露前予防」(PrEP)の適応を追加する公知申請を行った。通常なら年内の承認が期待される。
承認されれば、日本で初めて承認薬として「曝露前予防」が選択肢に入ることになる。
PrEPの薬剤として同剤は国内外で広く知られているが、日本では同適応が承認されていなかった。海外では2012年に米国で初めて承認され、16年に欧州、その後、中国、台湾、韓国を含むアジア諸国でも承認されていた。
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