米アミリックス・ファーマシューティカルズは8日(米国現地時間)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を対象に行っている「AMX0035」の第III相試験「PHOENIX」のトップライン結果を発表し、主要評価項目、副次評価項目が達成されなかったことを明らかにした。日本では患者団体から早期開発・承認要望が出ており、昨年設立された日本法人は早期の開発着手の意向を示していた。
同社は、規制当局、専門医、患者と支援者などとこの結果について議論し、「十分な情報に基づいた決定を下す」との意向を示している。また、同剤は米国、カナダで承認されているが「市場からの自主的な撤退が含まれる可能性がある」と説明している。関連する患者サポートプログラムは引き続き提供する方針だが、「薬のプロモーションを一時停止することを自主的に決定した」ことを明かした。
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