
日本薬剤師会の山本信夫会長は13日の定例会見で、プロトンポンプ阻害剤(PPI)のスイッチOTC化に向けた議論が約6年ぶりに再開されたことに言及。「使っている国民の要望を整理しながら進んでいくのは良い方向」と好意的に受け止めた。一方で「OTC医薬品としてどう扱うかを議論しないと頓挫してしまう」と述べ、今後の厚生労働省の検討会で丁寧な議論が行われることを期待した。
山本氏は「(PPIのスイッチOTC化が否決となった6年前から)大きく転換することになる。日薬としてスイッチOTCを増やすのは会是であり、進めることについては否定はしない。検討会では、日本医師会の発言もトーンが変わってきた」との認識を示した。
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