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◆桜前線の予報が発表される中、スポーツも賑わい始めている。米大リーグ（MLB）の開幕戦が韓国ソウル市の球場で開催された。大谷翔平、山本由伸の両選手が所属するドジャースと、ダルビッシュ有、松井裕樹の両選手を擁するパドレスの試合が20、21日に行われた
◆2試合で4人の日本人選手が登場したが、こんなことは野茂英雄氏がドジャースにいた1995年当時では考えられなかったことであり、30年の年月で大きく変化した。両試合とも生中継され、視聴率からも関心の高さがうかがえる
◆関心が高まると、当然のように資金も動く。ソウルの試合中継映像には、バックネット下スペースに映し出されたKOWAの文字が目立っていた。大谷選手がバンテリンのCMに出ている関係と思われるが、頻繁に映っているその宣伝効果は絶大と推測できる。広告費用も然りだ
◆野球、サッカー、バスケットボールなど海外のプロ選手の契約金額は高額である。効果が見込まれるものに対しては多額の資金が流れると言うことだろう。