大阪府薬剤師会の乾英夫会長は3日の定例会見で、3月に開催された臨時総会で会長候補者に選出されたことを改めて報告した上で、今後の課題として健康サポート薬局、地域連携薬局、専門医療機関連携薬局について「もっと増やさなければいけない」との考えを強調した。乾氏は、「健康サポート薬局や地域連携薬局の研修は多くの薬剤師が受講しているが、地域の薬局がより取り組めるよう(府薬として)積極的に関与していきたい」と語った。
乾氏は、前年度から取り組んでいる府薬独自の生涯教育研修の認定制度構築について、薬剤師認定制度認証機構の認証を今年内に取得し、2025年度からスタートさせる考えを提示。「かかりつけ薬剤師としての資質を担保できるよう、しっかりと魂を入れた制度にしたい」と述べた。このほか、「次世代の府薬の中心を担う役員の人材育成にも取り組みたい」とした。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。