東京都薬剤師会の高橋正夫会長は5日の定例会見で、小林製薬の紅麹関連製品をめぐる問題に言及。薬局における摂取者への対応について、「紅麹に関する知識がない中で出てきた事案であり、現段階では飲んでいたら中止するよう伝えるしかない」と述べた。一方で、健康食品やサプリメントを服用している患者に薬局薬剤師が安全性情報を提供できるよう、今年度事業で都庁と連携して情報収集に取り組む考えも明らかにした。
紅麹問題をめぐっては、日本薬剤師会が3月28日付で直ちに対象製品の販売中止を求める通知を都道府県薬剤師会宛てに発出。該当製品の購入者に対して直ちに使用を中止し、使用による健康被害が発生している場合は医療機関の受診を促す説明を行うよう求めている。
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