ヤンセンファーマは8日、EGFR遺伝子変異陽性の手術不能・再発非小細胞肺癌を対象に、腫瘍の成長などに関与するEGFRとMETを標的とする二重特異性抗体であるアミバンタマブ遺伝子組み換えと、経口EGFRチロシンキナーゼ阻害薬ラゼルチニブの併用療法を日本で承認申請した。治験ではオシメルチニブ(商品名「タグリッソ」、アストラゼネカ)単剤療法と比較検証した。EGFR遺伝子変異を有する非小細胞肺癌患者の5年生存率は19%であり、新たな治療選択肢として期待する。
今回の申請は、EGFR遺伝子変異を有する局所進行性または転移性非小細胞肺癌の1次治療において、今回申請した併用療法とオシメルチニブ単剤療法と比較評価する第III相試験(MARIPOSA試験)結果に基づくもの。
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