消費者庁は11日、小林製薬の紅麹原料を含む機能性表示食品による健康被害の発生を踏まえ、「機能性表示食品をめぐる検討会」を立ち上げると発表した。早ければ今週にも開催する。健康被害情報の報告義務化や製造・販売過程における安全性確保等について議論する予定となっており、薬剤師の立場から構成員として日本薬剤師会の富永孝治常務理事が参加する。
健康食品のうち、機能性表示食品は「事業者の責任において、一定の科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品」に位置づけられ、小林製薬の紅麹を含有するサプリメントも分類されていたことから、今後の機能性表示食品制度のあり方を検討する場として、多分野の有識者が参加する原則公開の検討会を実施することになった。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。