厚生労働省は、来年4月に国立国際医療研究センターと国立感染症研究所を統合した「国立健康危機管理研究機構」(JIHS:ジース)を創設することを決めた。情報収集・分析・リスク評価機能、研究・開発機能、臨床機能の全てがトップレベルで、世界の感染症対策を牽引する国内の「感染症総合サイエンスセンター」を目指す。
統括部門は、感染症の情報収集・リスク評価を行う有事の司令塔「危機管理総局」を中心に据え、「総合研究開発支援局」「医療提供支援局」「人材育成局」「システム基盤整備局」の4部門が危機管理総局を支援し、有事のフェーズごとに柔軟にチーム編成を変更できる組織体系となる。
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