キリン堂ホールディングスの寺西豊彦社長は5日、大阪市内で開いたキリン堂協栄会総会で、2027年2月末までの中期経営計画で売上高1740億円、EBITDAマージン6%超を目指す方針を語った。寺西氏は「毎年25店舗出店を目標に、関西ドミナントを形成しながら出店加速させたい」とし、重点成長戦略を達成することで「関西ナンバーワンドラッグストアになる」と意気込みを示した。
寺西氏は総会で、「調剤と食品が成長ドライバーの大きなファクターで、いかにドラッグストアとして生活、便利向上につながるかを模索したい」と強調した。食品強化型店舗への既存店改装を30店舗で行い、生鮮強化型店舗を100店舗まで拡大し、調剤併設比率を現在の35%から50%に引き上げるほか、PB売上比率15%の達成を目指す考えを示した。
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