富士フイルム富山化学と神戸大学発バイオベンチャーのシンプロジェンは16日、mRNA医薬のCDMOサービスに関する業務提携契約を締結した。富士フイルム富山化学は、mRNA配列設計などの技術を持つシンプロジェンを生かしながら、製薬企業やバイオベンチャーなどに対し、mRNAの合成から脂質ナノ粒子(LNP)の製剤化までのワンストップサービスを提供する。
シンプロジェンは、合成生物学ベンチャー企業で、独自のDNA合成技術を持つ。提携により、mRNA配列設計、mRNAの原材料となるプラスミドDNAの合成サービスが加わることで製剤化までの一貫したサービスが可能になる。
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