東京都薬剤師会の高橋正夫会長は10日の定例会見で、地域における夜間・休日の医薬品提供体制リスト化に言及。非会員薬局をリストに掲載する場合に掲載料を徴収する地域薬剤師会が多い中、その料金設定には「都薬の考え方としては『地域に任せている』が結論」と述べた。「会員から会費をもらって動いているのが薬剤師会の事務局だ。会員に行っていることが無料であったとしても、非会員の薬局から料金を取ることは悪いことではない」との考えを示した。
2024年度調剤報酬改定の地域支援体制加算で地域における夜間・休日対応薬局のリスト化が施設基準に加えられたことを受け、薬剤師会非会員が多く含まれる日本保険薬局協会(NPhA)は、リスト掲載料の価格設定で透明化を求めている。
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