三菱ケミカルグループの筑本学代表執行役社長は15日、オンラインで開いた決算説明会で、一部報道のあった田辺三菱製薬売却の可能性について「全て検討中としか言いようがない」と述べ、明言を避けた。
同社が担う医薬品事業は「収益力も高く、良い仕事をしている。非常に研究開発力の高い事業だと考えている。これからも必要な資金は投資していきたい」と評価。一方、「ファーマのための資金をどうやって捻出するかは頭の痛い問題で、考えていかざるを得ない」と話した。
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