PDRファーマは22日、アルツハイマー病(AD)の軽度認知障害などに対するアミロイドβプラークの可視化を対象にした放射性医薬品「アミヴィッド静注」(一般名:フロルベタピル〈18F〉)が薬価収載されたと発表した。薬価は370MBq1瓶18万4203円。
同剤は、エーザイの早期AD治療薬「レカネマブ」の保険適用に合わせて、診療報酬から保険償還されていた。今年度実施される診療報酬改定で、同剤を用いたPET検査について、薬剤料と技術料に分離されたことに伴い、改定が実施される6月1日から同剤は薬剤料としての薬価が適用されることになった。