◆全国総売上高が9兆円を突破するなど成長を続けているドラッグストア。その成長を牽引している要因の一つが調剤であるのは間違いない。ドラッグストア企業各社の決算発表でも多くで調剤は堅調な伸びを示している
◆JACDSの2023年度実態調査によると、ドラッグストアの調剤額は1兆4025億円で、22年度比9.5%の伸びとなった。ここ数年を振り返ると毎年のように10%程度の対前年度伸び率を示しており、着実に拡大していることが分かる
◆調剤医療費総額に占めるドラッグストアのシェアにも関心が高まっている。23年度は暫定値で17.8%にまで到達。25年度にはシェアが20%を超えるとの見方も示されているが、25年度が近づくにつれ、こうした予想も現実味を帯びる
◆ドラッグストア店舗への調剤併設は確かに進んでいるが、一方で調剤未設置店舗があることも事実。今後、調剤併設がさらに進むのであれば、調剤医療費総額に占めるドラッグストアのシェアはどこまで拡大していくのか。要注目と言えよう。
調剤が牽引、成長続けるドラッグストア
2024年05月27日 (月)
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