
ブライスティング氏
ギリアド・サイエンシズ日本法人のケネット・ブライスティング社長は20日、都内の本社で行った癌領域事業説明会で、CAR-T細胞療法を実施できる認定施設の拡大に取り組む姿勢を示した。認定施設は同社の基準に基づき認定するもので日本には大学病院など38施設あるが、70以上の病院が可能と見ているという。認定施設を増やすことで、患者の近隣で治療が受けられるようにしたい考え。
同社は、CAR-T細胞療法製品「イエスカルタ点滴静注」(一般名:アキシカブタゲンシロルユーセル)を製造販売している。適応の一つのびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の年間患者数は、非ホジキンリンパ腫の半分近くの約1万7000人いるという。
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