◆東京ベイエリアに、毛利衛さんが館長のサイエンスミュージアム「日本科学未来館」がある。一角に未来の医療や医薬品などを展示する「生命と科学と人間」エリアがあり、その入口で足を止めた。「今月の質問:薬の購入―もっと便利に」という標語が目に入ってきたからだ
◆「今年の春、医薬品の販売に関する法律が変わります」とあり、ひどいかぜをひいた時、どのように薬を入手するかとの設問に、三つの回答があった。子どもからお年寄りまで答えられるよう、各選択の理由を書いた紙も、近くのボードに貼られていた
◆タイムリーなテーマだと感心させられた。近くのボランティアに尋ねると、企画は“薬学部の先生”も含む多くの人たちで作成したと聞かされ嬉しくなった。ところが、改正薬事法の説明文には、薬の販売ができる新しい資格「登録販売者」制度が導入され、コンビニなど薬を購入できる場所が広がるとあった
◆回答の選択肢もA「病院で医師から処方を」、B「ドラッグストアで薬剤師か登録販売者の説明を受けて」、C「コンビニで説明書を読んで」のいずれかだった。違和感を覚えた方は?
“薬の購入―もっと便利に”
2009年05月08日 (金)
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