あゆみ製薬ホールディングスは6月27日、前フェリング・ファーマ社長の津村重吾氏が社長に就任すると発表した。あゆみ製薬社長と兼務する。草野弘子社長は退任する。
社長交代により、リウマチ・成形外科領域のスペシャリティファーマとして、組織の活性化、経営基盤の強化と充実を図ると説明している。また、企業の中長期の成長を視野に入れ、組織の若返りも期待するという。
津村氏は1969年10月17日生まれ、54歳。伊藤忠商事、ソニーを経て、、2007年にグラクソ・スミスクライン日本法人に入社し、ニューロサイエンス事業本部長、マーケティング本部長を務めた。19年にはノバルティスファーマ日本法人に移籍し、循環器・代謝・呼吸器事業部長を経て、ノバルティスのフィリピン現地法人社長に就いた。前職のフェリング・ファーマでは、22年7月から社長を務めていた。