PDRファーマは1日、親会社のペプチドリームのチーフメディカル・オフィサー(CMO)を務める村上雅人氏が社長兼研究開発本部長に就任し、新体制を発足した。
ペプチドリームは、グループの成長にPDRの運営が重要で、今後、海外商品の導入を考えているという。製造・販売という先を見据えた時に、医師でもある村上氏が社長に就任することは適任だと説明している。
村上氏は、「ペプチドリームとのシナジーを最大化し、標的型放射性医薬品のポートフォリオを拡大することで、日本における放射性医薬品のリーディング・カンパニーを目指す」と表明した。ペプチドリームのCMOを兼務する。
村上氏は、第一三共バイオマーカー推進部長、グローバルプレシジョンメディシン部長を経て、2022年1月にペプチドリームに入社した。東海大学医学部卒業後、病理医として勤務した経験がある。