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【塩野義製薬・手代木社長】抗肥満薬の第III相試験加速‐9月メドに販売提携先選定

2009年5月14日 (木)

手代木社長

手代木社長

 塩野義製薬の手代木功社長は、2008年度決算説明会で会見し、現在米国で自社開発中の抗肥満薬「S‐2367」について、「今年2月に安全性と有効性が確認されたPIIb試験の解析結果を受けて、8~9月をメドにPIII及びその後の販売を行う提携企業を決定する」考えを示した。また、買収したサイエルについては、「米国における販売活動の年間スケジュールがうまく進んでいる」と語り、「満足している」との認識を示した。

 手代木社長は、開発品の中で抗肥満薬以外にも、現在PIII段階(アジア共同試験)にある抗インフルエンザ薬「ペラミビル」に言及し、「A型及びB型インフルエンザウイルスに効果がある。また、タミフル耐性のインフルエンザウイルスにも期待できる」と説明。「今年中に国内承認申請を行いたい」とした。

 昨年10月、米国での販売体制の整備と、自社開発品の価値向上を目的に買収したサイエルについては、「米国での販売スケジュールが順調に進捗している」ことを強調。さらに、「FDAでの承認時期を予測するのは難しいが、当社の製品はライフマネージメントタイプなので、数カ月遅れではあるがオンタイムで上市している」とした上で、「企業の成長シナジーはうまく進んでいると思う」と語った。

 高コレステロール血症治療薬「クレストール」の販売状況では、「米国と米国以外に別けたカテゴリーで、両方とも30%前後の成長を示しており、今後ともその傾向にある」と断言。ただ、アストラゼネカによる「クレストール」の海外販売に伴う工業所有権使用料収入は、「16年から17年にかけて、各国で少しずつ特許が切れてくる」とした。

 今年6月に営業開始予定の、米国における糖鎖解析受託サービス子会社については、「サービス事業を最大化するには、将来的に分社化して上場する可能性がある」ことを示唆した。

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