サワイグループホールディングス(サワイGHD)は8月28日、キュア・アップ開発の「減酒治療アプリ」について、同社と販売ライセンス契約を締結したと発表した。同契約により、サワイGHDは販売ライセンスの対価と販売金額に応じたマイルストーンとして総額最大48億円と、販売額に応じたロイヤリティをキュア・アップに支払う。
国内では薬事承認、保険適用を受けた減酒治療アプリはまだ存在しない。キュア・アップは同アプリについて、2023年2月に開始した治験(フェーズIII)を完了し、主要評価項目を達成。今年3月に製造販売承認を申請している。上市後に医療機関はキュア・アップが開発・提供している治療用アプリ処方プラットフォーム(APS)を通じ、アプリの導入や患者への導入を実施する予定。
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