◆全国高等学校PTA連合会とリクルートによる「高校生の就きたい職業」に関する調査結果で、昨年は薬剤師が7位となった。医師・歯科医師が2位、看護師が3位と他の医療職種も上位に入った理由として、人の役に立ちたい、地域に貢献したいと考える生徒が多いという
◆薬剤師の卵を育てる私立薬科大学の現状を見ると、競争倍率が10倍以上と1倍を下回る大学が増加し、人気校とその他の格差が拡大している。少子化に歯止めがかからない中、生き残りに向けて魅力ある大学づくりに知恵を出すべきなのは言うまでもない
◆現場で急速に進む業務のデジタル化に対応し、一部大学では医療分野でのデジタル技術の活用例を最前線で活躍する講師から学べる授業を提供し始めた。課題解決に向けた学生間のディスカッションも設け、学生の感想も好意的だ
◆同調査では、進学先決定に当たって保護者が最重視するものとして「子供の学びたい学部・学科がある」を挙げた。生徒や現場のニーズを掬い上げる一層の努力が大学に求められている。
生徒や現場のニーズに対応した大学づくりを
2024年09月04日 (水)
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