◆「笑いと健康学会」の設立発起人会があす16日、東京千代田区の学士会館で行われる。これまで“笑い”に関する科学的根拠は少なく、体系的にも整理されていなかった
◆だが笑いには、免疫力低下を防ぐといった効果があるともいわれる。こうした点を踏まえ学会では、あらゆる視点から笑いを検証し、将来的には笑いの作用を解明するだけでなく、笑いと同じ効果を持つような医薬品開発の可能性まで探りたいとしている
◆会長に就任するのは澤田隆治氏。何を隠そう「てなもんや三度笠」「花王名人劇場」「ズームイン・朝」といったヒット番組を手がけた「笑い」の第一人者だ。最近では帝京平成大学教授として、「笑い学」講座を担当するなど、様々な視点から笑いの研究に取り組んでいる
◆同学会の設立発起人をみると、医学・薬学関係の研究者ばかりでなく、桂三枝、内海桂子、大村昆など、人気の落語家、漫才師、喜劇役者などが名を連ねる。こうした関係者のコラボレーションで、笑いがどこまで解明できるのか。この学会の未知なる可能性に期待したい。
「笑いと健康学会」
2006年02月15日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
企画
寄稿