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【第57回日薬学術大会】分科会の見どころ・聞きどころ 海外で彩とりどりに活躍する薬剤師

2024年09月17日 (火)

第57回日本薬剤師会学術大会

座長
日本薬剤師会常務理事
堀越博一
春日部市薬剤師会理事
高橋清哲

 本分科会では、海外で医療に従事する薬剤師の重要性と役割について深く学ぶ。

 まず、J-TOPによる米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンターでの研修を通じて得た知見や海外の医療環境と日本との違いについて取り上げる。また、薬剤師がエビデンスの作り手として積極的な役割を果たすことについても探求する。

 次に、医療ICT先進国であるエストニアの事例を紹介する。エストニアでは、厚生労働省が計画している医療DXが10年以上前に実現した。デジタル処方箋の普及により、薬剤師を含む医療従事者の働き方や意識が大きく変化した。このような先進国における薬剤師の役割や貢献についても詳しく探究する。

 さらに、自然災害や大規模な紛争、人道危機の多発によって医療援助が必要とされる場面も増えている。こうした緊急事態において、薬剤師は医薬品の管理や使用方法の専門家として緊急医療救援チームの一員として重要な役割を果たす。

 実際に紛争地で活動した事例も取り上げ、薬剤師の活動の意義や経験についても考察する。

 本分科会で海外の医療に関わって活躍する薬剤師の役割について学び、海外での医療活動に興味を持つ薬剤師や、国際的な視野を持ちたい方々に対し、実践的な知識と洞察を提供する。海外での医療に関わる意義や可能性について一緒に考えてみたい。

 (高橋清哲



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