第57回日本薬剤師会学術大会が22、23の両日、さいたま市の大宮ソニックシティなど3会場のほか、ウェブでのライブ配信を併用したハイブリッド形式で開かれた。埼玉県では初の開催となった同大会では「彩(さい)」をメインテーマに設定。「彩の国埼玉県で行われる、薬剤師の未来を彩る大会」との願いを込めて20題の分科会などが行われた。参加者数は23日10時時点で現地6933人、ウェブで1149人の計8082人。今後の薬剤師職能のあり方などについて、幅広く議論が繰り広げられた。
22日の開会式であいさつした日薬の岩月進会長は「6月から施行された調剤報酬改定については、薬局の機能評価を調剤基本料に加えることにより、地域住民の方々に改めて薬局のあり方を示したものと理解している」と強調。薬局薬剤師は地域の関係職種と連携し「地域住民のために専門職として何ができるのかが求められている」と語った。
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