医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN)と日本パスツール研究所は20日、医薬品・ワクチン開発に関する研究連携協定を締結し、大阪市内で調印式を開催した。協定内容は、▽医薬品・ワクチン開発を含め両者が関心を持つ分野に関する研究協力や情報交換▽両者が取り組む具体的な研究・事業分野の特定▽次世代研究者の育成やイノベーションを生み出すために協力する――というもの。今回の連携協定期間は3カ年だが、順次継続していく。
調印式であいさつしたNIBIOHNの中村祐輔理事長は、「今回、日本での新たな研究所の設立と合わせて、われわれとのパートナーシップがスタートすることは両機関にとって非常に意義深いものと考えている。NIBIOHNの有する資源と知識を活用し、補完的にパスツール研究所の持つ国際的ネットワークとの協力を通じて、これまでにない新たな研究成果を生み出すことを目指したい」と述べた。
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