東京医科歯科大学と東京工業大学が統合して1日に誕生した東京科学大学は同日、次世代の創薬モダリティとして注目されている中分子について「創薬コンソーシアム」を立ち上げた。先端の医学・工学研究者と製薬企業、国立研究機関により難病、希少疾患の新薬創出を目指す。製薬業界からは現時点で内資企業10社程度の参加が見込まれているという。

東医歯大の「核酸・ペプチド創薬治療研究センター(TIDE)」、東工大の「中分子IT創薬研究推進体(MIDL)」で培った研究の蓄積を、今回設立した中分子創薬コンソーシアムの活動に生かす。将来的には他大学とのネットワークも想定する。
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