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【東京薬科大学】研究回帰へ新拠点を設置‐“研究の東薬”復活目指す

2024年10月23日 (水)
左から林機構長、三卷学長、山田副学長

左から林機構長、三卷学長、山田副学長

 東京薬科大学は、薬学部と生命科学部の共同研究体制を再構築して可視化するために、「臨床薬学研究センター」「未来創薬研究所」「プラネタリーヘルス研究コア」の三つの研究拠点を設置した。大学が立地する東京多摩地域と連携を深めながら、学内外の研究ハブとして機能させていきたい考え。これまで手がけてきた臨床薬学研究、創薬研究に加え、新たに地球規模での課題解決に取り組むプラネタリーヘルス研究も取り入れることにより、“研究の東薬”の復活を目指す。

 東薬大では、6年制薬学教育の開始以降、大学院進学者が減少し、創薬につながる基礎研究への危機感が高まっていたほか、薬学部と生命科学部の共同研究体制の構築が課題となっていた。そのため、2021年に「研究推進機構」を発足させて研究力の強化に努めてきたが、今回さらに薬学部と生命科学部を擁する東薬大の研究体制を可視化し、もともと強みとしていた創薬研究を重視する姿勢を打ち出す必要があると判断。研究推進機構のもとに三つの研究拠点を立ち上げることにした。


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