日本フォーミュラリ学会学術総会が20日に豊中市内で開かれ、地域フォーミュラリの作成や運用を進める上で各地の薬剤師会関係者は、医師との関係を重視していることを強調。「全て医師会、歯科医師会、薬剤師会の3師会で協議して決めるスタイルで進めた」「医師にとって有用なものをどうやって作り込むかが重要になる」などの声が上がった。
高槻市薬剤師会は2022年度から2年間、大阪府のモデル事業として地域フォーミュラリ作成を推進。1月からプロトンポンプ阻害薬(PPI)、ビスホスホネート、尿酸生成薬、内服鎮痛剤の4領域で運用を開始した。作成に当たっては3師会の幹部計8人で構成される実行委員会を中心に協議を重ね、内容を練り上げた。
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