日本イーライリリーは22日、5月に肥満症治療薬として日本で承認申請しているチルゼパチドの第III相試験(SURMOUNT-J試験)で、チルゼパチド投与群がプラセボ群に対し有意な体重減少効果を示したとの結果概要を発表した。72週時における体重のベースラインからの平均変化率は、プラセボ群1.7%減に対してチルゼパチド10mg群17.8%減、同15mg群で22.7%減と、両用量群ともプラセボ群に対する優越性を示した。
同試験は、肥満または高度肥満、かつ肥満に関連する健康障害を有する日本人成人に対し、週1回投与による有効性と安全性が検討された。
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