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命に関わる事には細心の注意を

2006年09月08日 (金)

◆青森県むつ市で停泊中の海上自衛隊艦艇から、20ミリ機関砲が誤射された。発射された砲弾は実弾4発、訓練弾4発など計10発とされている。機関砲の最大射程は約4・5kmであり、発射された方向の2km先には民家があったという
◆陸上自衛隊が現在使用している自動小銃の口径は5・56ミリで、これでも十分な殺傷能力がある。対装甲車両・船舶・航空機用の20ミリ機関砲の威力は、民家なら数発で全壊させることもできるし、ましてや人間に当たったら、訓練弾であっても口にできないほどの悲惨な結果となる
◆今回の誤射で、住民や民家に当たらなかったことは本当に幸いだった。肝心の誤射原因だが、機関砲内に装填された弾薬はないと、作動確認する隊員が思い込んだ結果という可能性が報道されている。残念ながらこのような誤認は、生命に直結する医療現場でも散見される
◆命に関わる仕事に従事する人は、細心の注意に注意を重ねても、やり過ぎということはない。日常の多忙な業務の中にあっては、なおさらだろう。命が奪われてから反省しても、取り返しはつかない。



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